こんにちは。匙(さじ)と申します。

今回は、リプライ欄に「答え」や「ヒント」を書き込むことについて、私なりの考えを改めて整理しました。

Xの「一枚謎」界隈を見渡してみると、多くの制作者さまがリプライ欄での正解発表や、直接的なネタバレを禁止されています。これから解こうとしている方の楽しみを奪わないように、という配慮からくるものであり、それは謎解きという文化を守るためのマナーであると理解しております。

実際に私のアカウントでも、投稿した謎に対して多くの方が答えや、鋭い考察、ヒントなどをコメントしてくださいます。

結論から申し上げますと、私の投稿においては、すべてのコメントを禁止しておりません。答えを直接書き込んでいただくことも、答えに近いヒントを提示していただくことも¥自由であると考えます。

なぜ、多くの制作者さまがルールを設けている中で、私は「自由」という形をとっているのか。

SNSにおいて、何を発言し、どのような情報を発信するのかは、本来、発信者ご本人の自由であるべきです。一枚の画像を見て、ひらめいた瞬間の喜び。それを誰かに伝えたい、正解を叫びたい。その衝動は、謎解きを楽しむ上で非常に純粋で、大切な感情の一つだと思います。

私は制作者として、自分の作った仕掛けが誰かの心を動かし、その結果として「答え」という言葉が紡ぎだされることを、否定したくはありません。もし、私が心の底から、リプライ欄での答えの書き込みを制限したい、あるいはマナーとして強制したいと願うなら、最初から返信欄を閉鎖するという選択をいたします。
しかし、そうしないのは、皆さまとの対話や、リプライ欄の熱量を大切にしたいからです。

とはいえ、一方で懸念すべき事実もございます。

コメントが気になってリプライ欄を覗きに行った際、意図せず答えを知ってしまい、自力で解く楽しみを失ってしまう方もいます。
一方で、どうしてもわからなくて頭を抱えていた方が、コメント欄の答えやヒントを見て「スッキリした!」と救われる場合があるのも、また事実。

私はこの「自力で解きたい人」と「答えを知ってスッキリしたい人」のバランスを取るために直接的な答えや、謎の根幹に触れるようなヒントが書き込まれた場合「返信を非表示にする」という対応をしています。

これは、書き込んでくださった方を否定するためではありません。これからリプライ欄を見るかもしれない方々への配慮です。非表示にしたコメントは、見たい人が意図的に操作をすれば確認することができます。これによって、答えを知りたくない方を守りつつ、答えを知って安心したい方への道も残しておく。
それが私の考える匙加減です。

そもそも、私がこのnoteという場所で全ての謎の解説を公開しているのは、答えやヒントを求めている方に、最も丁寧な形でお届けしたいという思いがあるからです。
もし、リプライ欄の断片的な情報ではなく、筋道の通った解説を知りたいと思われた際は、ぜひこちらのnoteをご覧いただければと願っております。

謎を丹精込めて作り上げている制作者の方々の、「最高の状態で解いてほしい」という願いはよくわかります。ご自身の作品を大切に想うからこそ、ルールを設けるのは当然の権利です。一方で、解けた時の嬉しさのあまり、つい答えを書き残してしまいたくなる方の気持ちもわかります。

どちらも、謎解きという文化を愛しているがゆえの行動です。

だからこそ、私の投稿においては、皆さまに自由であってほしいと考えています。私の提供する場所が、ある人にとっては挑戦の場であり、ある人にとっては喜びを分かち合う場であり、またある人にとっては、行き詰まった時の救いの場であってほしい。

これからも、皆さまが自由に、気兼ねなく、匙の謎を楽しんでいただける環境を維持していけるよう努力していきます。

終着地での振る舞い方は、ひとりひとりの感性にお任せいたします。今後も、ユニークな皆さまとの交流を続けていければ幸いです。